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Microsoft、BingのソーシャルツールでFacebookの友達情報の統合を強化
Facebookが独自のサービス内検索サービス「グラフ検索」を発表した翌日、MicrosoftがBingでのFacebook統合の強化を発表した。
米Microsoftは1月17日(現地時間)、検索サービスBingのソーシャル機能「Sidebar」(日本では提供していない)に表示するFacebookのデータの種類を拡大したと発表した。
Sidebarは、昨年5月にBingに追加された機能。ユーザーが入力した検索語について情報を提供できそうなユーザーのFacebookとWindows Liveの友達が表示され、Bing上から直接Facebookの友達にメッセージを送れる入力枠がある。Sidebarでは、Facebookの友達だけでなく、Twitter、foursquare、Quora、LinkedIn、Google+、Bloggerなどに投稿された検索結果に関連する情報も表示される。
これまで、Sidebarに表示されるFacebookデータは友達のプロフィール、「いいね!」、写真だけだったが、従来の5倍のデータを提供するとしている。例えば、友達のFacebookアルバムが表示され、クリックすればBingにとどまったままアルバムを閲覧できる。
Microsoftと米Facebookは長年提携関係にあり、Facebook内の検索結果はBingが提供するものだ。Facebookは16日に新しい独自の検索サービス「グラフ検索」を発表したが、グラフ検索の結果以外の検索結果は引き続きBingが提供する。
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