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Samsung、米国イノベーションセンター設立と総額11億ドルのベンチャー投資を発表
Samsungが、新興企業支援と研究開発のためのSamsung Strategy and Innovation Centerをシリコンバレーに開設し、総額11億ドルをベンチャーに投資すると発表した。
韓国Samsung Electronicsは2月4日(現地時間)、米カリフォルニア州メンロパークでのSamsung Strategy and Innovation Center(SSIC)設立と、総額11億ドルのベンチャーファンドを発表した。
SSICは、シリコンバレーの主要ベンチャーキャピタルが軒を連ねるサンドヒルロードの他、韓国とイスラエルに設置され、同社Device Solutions部門の最高戦略責任者(CSO)を務めるヤン・ソン氏が統括する。
ソン氏は、モバイルやクラウドによるビッグデータには大きな可能性があり、向こう5年間で起きるであろうビッグデータ関連の革新にSamsungが大きな役割を果たすと語った。「起業家やイノベーターがSamsungのテクノロジーを活用してわれわれの共有ビジョンを市場に提供するのを支援できるのは素晴らしい機会だ」(ソン氏)
同社は、アーリーステージの新興企業向けの1億ドルのファンド「Samsung Catalyst Fund」と、既存のSamsung Ventures America Fundへの10億ドル投資も発表した。
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