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PCユーザーの37%がコンテンツ消費でモバイルに移行──NPD調べ
WebブラウジングやFacebookにはPCよりタブレットあるいはスマートフォンを使うというユーザーが増えている。
Webブラウジングや電子書籍の読書など、いわゆる「コンテンツ消費」で、米国の消費者の37%が従来のPCからモバイル端末に移行している──。米調査会社NPD Group傘下のConnected Intelligenceが2月7日(現地時間)、このような調査結果を発表した。
同社がPCとタブレットやスマートフォンなどのモバイル端末の両方を持っている消費者を対象に行ったパネル調査によると、特にWebブラウジングとFacebookでPCよりモバイル端末を利用するユーザーが多かった。タブレットの調査では、Webブラウジングでは27%、Facebookでは20%のユーザーがPCよりタブレットを使うと答えた。スマートフォンでは、両方とも27%がスマートフォンを使うことの方が多いと答えた。
PCよりもモバイルで行うことが多くなったアクティビティとしては他に、タブレットではFacebookに次いで無料ゲームで遊ぶことと電子書籍や雑誌を読むことが挙げられた。スマートフォンでは、写真のアップロードが3番目に多かった。
Connected Intelligenceは、コンテンツ消費では今後もPCからモバイル端末への移行が進むが、PCはクレイティブな作業のためのツールとして残るとみている。
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