Twitterのモバイルアプリ更新 便利な機能も追加されたが動画アプリ選択肢が減少
TwitterがiOSおよびAndroid版の公式モバイルアプリをアップデートした。Twitter内でリンク先を表示できるようになるなど便利な機能が増えたが、動画アップロードに使えるサードパーティー製アプリが5本から2本に減った。
米Twitterは3月6日(現地時間)、iOSおよびAndroid向け公式アプリとWebアプリ(mobile.twitter.com)をアップデートしたと発表した。主な新機能を紹介する。
ツイートのリンクをTwitter内で表示(iOS版)
ツイート内のページや画像のリンクをタップすると、TwitterにビルトインされたWebブラウザでリンク先が表示され、ページの下に元のツイートが表示される。ページをタップするか、ツイートの上部にあるツマミ部分を下にフリックするとツイートは非表示になる。ツイートの下には返信やリツイートをするためのアイコンが並ぶので、ユーザーはページの内容を確認してからリツイートなどの操作ができる。
オートコンプリート機能の向上
検索時とツイート作成時、文字を入力していると候補となるハッシュタグ、トピック、ユーザー名が表示される。また、トピック検索でのオートコンプリート機能では、従来よりも頻繁に候補が更新されるようになったという。
検索での過去のトップツイートの表示
トピックの検索結果に、過去の重要なツイートが別枠で表示されるようになった。Twitterでは最近、古いツイートも検索できるようになったため、この機能を追加したという。例えば、検索枠に「four more years(あと4年)」と入力すると、オバマ大統領が再選の際に投稿した有名なツイートが表示される。
アプリ内でのログアウトが可能に(iOS 6)
これまでは、ログアウトはOSの設定画面からしかできなかったが、アカウントの設定メニューからログアウト(アカウントの削除)ができるようになった。
[アカウント]の設定アイコンの右隣にあるアカウントアイコンをタップし、表示される登録アカウント一覧画面左下の[編集]をタップすると、アカウントの左側に赤いボタンが表示されるので、さらにこれをタップすると削除ボタンが表示される。
動画アップロード用サードパーティー製アプリの選択肢が2本に(iOS)
ツイートに動画を添付する際にデフォルトで使う動画アプリの設定で、従来5つのアプリが選べたものが、2つに減ってしまった。残ったのはyFrogとTelly(旧TwitVid)。Twitterは公式アプリに画像アップロード機能を追加した後、画像アップロードツールの設定画面を削除した。動画アップロード機能はまだ公式Twitterアプリにはないが、Vineを買収したことが今回のサードパーティーアプリ削減に関連しているのかもしれない。
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