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Google翻訳のAndroid版がオフラインとカメラでの縦書入力に対応
Android版Google翻訳で、あらかじめオフライン用辞書をダウンロードしておくと、ネットに接続できなくても翻訳できるようになった。また、カメラ入力で縦書の日本語、中国語、韓国語が翻訳可能になった。
米Googleは3月27日(現地時間)、Android版Google翻訳をアップデートし、オフラインで利用できるようにしたと発表した。また、カメラ入力で、縦書の日本語、中国語、韓国語を翻訳できるようになった。これらの新機能はAndroid 2.3(コードネーム:Gingerbread)以上で利用可能。
オフライン翻訳
旅先の路上など、翻訳が必要になりがちな状況は、ネットに接続できない環境である可能性も高い。今回のアップデートで、ネット環境がなくてもGoogle翻訳が使えるようになった。
オフラインで利用できるようにするには、画面右上のメニューから「オフラインの言語」をタップし、用意されている50カ国以上の言語辞書から、目的の言語を選択してダウンロードする(英語の辞書はアップデートの際にダウンロードされる)。1つの辞書をダウンロードするのに、Wi-Fiで数分かかる。
なお、音声およびカメラでの入力は変換にGoogleのサーバを使うため、オフライン翻訳が可能なのはテキスト入力のみだ。
カメラでの縦書入力
Google翻訳では端末のカメラで撮影した画像上のテキストを翻訳する機能があり、昨年12月に日本語にも対応したが、横書のみだった。これが、縦書にも対応した。
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