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ロイター、Anonymous共謀で起訴された編集者を別件で解雇
Anonymousと共謀して(当時在籍した)Tribuneを攻撃しようとしたとして起訴されている現Reuters編集者が、「Reutersを解雇された」とツイートした。
ハッカー集団“Anonymous”と共謀して米Tribune CompanyのWebサイトを攻撃しようとしたとして起訴されているマシュー・キース被告は4月22日(現地時間)、現在籍を置く米Thomson Reutersから解雇されたとツイートした。
キース被告は、労働組合がReutersに抗議するだろうとしている。
米司法省(DOJ)によると、キース被告はTribuneに在籍中、AnonymousのメンバーにTribuneのサーバにアクセスするアカウントとパスワードを提供。少なくとも1人のメンバーが同社のメディア、Los Angeles TimesのWeb版に侵入し、記事を改ざんした。被告はその後Tribuneを解雇され、2012年1月からReutersに勤めている。
被告によると、Reutersは解雇の理由をAnonymousへの協力の疑いで起訴されたことではなく、2012年10月に行った偽TwitterアカウントでのツイートがReutersの記者ガイドラインに反したこととしているという。
被告は「ロイターの記者が今、私のロイターによる解雇について電話でコメントを求めてきた」ともツイート。Reutersも、この件を記事として掲載している。
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