GALAXY S4、発売1カ月未満で1000万台突破へ
日本でもNTTドコモが5月23日に発売するSamsungの「GALAXY S4」の累計出荷台数が、発売1カ月未満で1000万台を超える見込みだ。
韓国Samsung Electronicsの共同CEOである申宗均(シン・ジョンギュン)氏は5月16日、4月26日に韓国で発売したAndroidフラッグシップ端末「GALAXY S4」の累計販売台数が、20日の週中にも1000万台を超えるという見通しを発表したとThe Korea Timesが報じた。
2012年5月29日に発売された前機種の「GALAXY S III」の累計販売台数が1000万台を超えたのは約2カ月後の7月22日(韓国Yonhap Newsに同社が発表した)。S4はSamsung史上最速だったS IIIの記録を塗り替えることになる。
GALAXY S4は現在米国や中国をはじめとする60カ国以上で販売されており、日本ではNTTドコモが2013年夏モデルとして23日に発売する。また、米Googleは6月に米国のGoogle PlayでSamsungの独自アプリがプリインストールされていない“Nexusバージョン”のGALAXY S4を発売する。
GALAXY S4はフルHD(1080×1920ピクセル)の5インチ有機ELディスプレイや1320万画素カメラなどを搭載し、画面に直接触れずに操作できる機能などSamsung独自ツールを豊富に搭載したAndroid 4.2搭載端末。日本向けモデル「GALAXY S4 SC-04E」にはグローバルモデルにない本体カラー「Blue Arctic」をそろえる。黒と白のモデルは5月23日に、ブルーモデルは6月中旬に発売の予定だ。
米調査会社IDCによると、1〜3月期の世界でのメーカー別スマートフォンシェアランキング(出荷台数ベース)で、Samsungは2位の米Appleを15.4ポイント引き離しての首位。Samsungは同四半期に7070万台の端末を出荷し、その約94%がAndroid端末だったという。
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