Twitter、「リードジェネレーションカード」を発表
Twitterの新しいカード「Lead Generation Card」では、ツイート内に例えばクーポン要求ボタンを設置でき、興味を持ったユーザーがこのボタンを1クリックすると、そのユーザーのメールアドレスにクーポンを送付できる。
米Twitterは5月22日(現地時間)、ビジネスユーザー向けに、見込み客獲得を支援する新たなTwitter Cards「Lead Generation Card」を発表した。現在一部のパートナー企業にのみ提供しており、近いうちに提供対象を拡大するという。
Twitter Cardsとは、同社が昨年6月から提供している、ツイートにURLを入れた場合にリンク先の画像や動画、概要テキストなどを表示できるようにする仕組み。4月にはアプリストアや商品紹介ページの概要を表示するカードが追加された。
Lead Generation Cardは、例えばクーポンや新製品の予約受付などの概要とプッシュ通知を有効にするボタンを表示するカードで、興味を持ったユーザーはボタン(「Join US」「Sign Up Now」などと表示されている)をクリックすることで、そのカードで告知されているクーポンや予約受付通知をTwitterアカウントで登録しているメールで受け取れる。
カードにはあらかじめユーザーがアカウントに登録しているユーザー名とメールアドレスが表示され、ユーザーは自分でメールアドレスなどを入力せずにボタンをクリックするだけで、プッシュ通知をメールで受け取れる。
テストプログラムに参加した企業からは、従来のマーケティングツールと比較して低コストで見込み客にリーチできるようになったというフィードバックがあるという。
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