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ストリートビュー撮影に貢献しよう──Google Mapsの「トレッカー」貸し出しへ
Google Mapsのストリートビューを人力で撮影するための背負い籠式カメラ「トレッカー」の貸し出しが始まった。
米Googleは6月27日(現地時間)、Google Mapsのストリートビュー拡充のために、ストリートビュー撮影機材「トレッカー」を非営利団体などへの貸し出しを開始したと発表した。貸し出し対象は観光局や非営利団体、大学、研究機関などが中心で、エントリーページから申し込める。
トレッカーは、ストリートビューカーでの撮影ができないような狭い場所でも撮影できるよう、人が背負って撮影するカメラ。バックパック状の機材を背負い、500万画素のカメラを15個内蔵した球体で周囲を撮影する。
世界中の、その土地を熟知する組織にトレッカーを貸し出すことで、Google Mapsをより包括的で便利なものにしていくのが狙いとしている。このプログラムは、Google Mapsの向上に誰もが貢献できるようにする取り組みの一環。同社は一般ユーザーがGoogle Mapsを編集できる「Google Maps Maker」を提供している(日本はサポート対象外)。
最初のパートナーとしてハワイ観光協会(HVCB)がトレッカーを借り、Googleのスタッフの指導の下、既にハワイ島での撮影を開始したという。
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