ニュース
Dropbox、ユーザー数が1億7500万人に
2007年に2人の学生が立ち上げたクラウドストレージサービスのDropboxのユーザー数が、立ち上げ6年で1億7500万人を超えた。
米Dropboxは7月9日(現地時間)、米カリフォルニア州サンフランシスコで開催中の同社初の開発者会議「DBX」において、ユーザー数が1億7500万人を超えたと発表した。
同社は昨年11月にユーザー数が1億人を超えたと発表しており、約8カ月で7500万人のユーザーを獲得したことになる。
競合サービスである米MicrosoftのSkyDriveのユーザー数は5月の段階で2億5000万人と発表されている。
Dropboxは2007年に、当時マサチューセッツ工科大学の学生だったドリュー・ヒューストン氏(現CEO)とアラシュ・フェルドーシ氏(現CTO)が設立したクラウドストレージサービス。現在は約300人の従業員を擁し、ビジネス向けの有料サービスも提供している。1日に同期されるファイルは10億件以上という。
DBXでは、サードパーティーの開発者向けに、Dropboxを経由してアプリの設定やゲームのステータスなどを同期できる新API「Datastore API」などを発表した。
関連記事
- Dropbox、初の開発者会議でアプリ向け同期機能を発表
Dropboxがアプリ開発者向けに、ファイルだけでなくアプリの設定や連絡先データもDropboxを経由して同期できるクロスプラットフォームのAPIを発表した。 - Dropbox有料版を初のパッケージ販売 ソースネクスト、99ドルプランを8500円で
- 米Yahoo!、Dropboxとの提携でYahoo! Mailへのクラウド上のファイル添付を可能に
GoogleのGoogleドライブやMicrosoftのSkyDriveに相当するサービスを持たない米Yahoo!が、Dropboxと提携することでメールサービスのクラウドストレージ連携を実現した。 - Dropbox、人気のiOS向けGmailアプリ「Mailbox」を買収
- Dropboxがクラウド音楽サービス? audiogalaxyを買収
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.