モバイル版Twitterの隠れた新機能 “不適切な”画像がデフォルト非表示に
iOSおよびAndroidの最新公式Twitterアプリでは、ポルノ画像などの不適切なコンテンツが添付されたツイートを開くと告知が表示され、「表示する」をタップしないと画像や動画を表示できなくなった。
米Twitterは7月17日(現地時間)、Android版公式アプリをアップデートした。8日にiOS版で先行実施されたバージョン5.8のアップデートと同じ内容だ。Google Playで紹介されている新機能は以下の通り。
- ツイートの詳細から簡単に共有ができるようになりました。
- 返信作成が簡単にできるようになりました。
- 共有ボタンからツイートをダイレクトメッセージで共有できるようになりました。
これらに加え、[設定](→複数のアカウントを登録している場合は[アカウント])→[その他の設定]に、新たに「不適切な内容を含む画像や動画を表示する」という項目が加わった。この項目はデフォルト(初期設定)で無効になっている。
iOS版にも恐らく16日のバージョン5.8.1へのアップデートで追加されたものとみられる。App Storeの新機能の説明に、「不具合の修正や機能改善により、より快適にご利用いただけるようになりました。」と書かれている。
どのようなアルゴリズムで判断しているのかは不明だが、Twitterが不適切と判断した画像や動画が添付されたツイートの詳細を表示すると、以下のような告知が表示される。ここで「表示する」をタップすると、隠されていた画像あるいは動画は表示される。
幾つか試したところ、中には完全に着衣であまり不適切とは思えない女性の画像も対象となっていたり、レディ・ガガのかなり露出度の高い画像が問題なく表示されたりする。
Twitterでは14歳以上であれば未成年でも利用できるため、そうしたユーザーの保護や職場や公衆の場での閲覧でのNSFW(職場閲覧不適切)コンテンツ対策が目的のようだ。
米Yahoo!傘下のTumblrでも最近、ポルノなどの不適切なコンテンツを含むブログユーザーに対して、自主的にフラグを立てるよう推奨することで、そうしたコンテンツを見たくないユーザーを保護しようとしている。
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