独SAPは7月21日(現地時間)、ジム・スナーベ共同CEOが2014年5月に現職を退任し、SAPスーパーバイザリーボードの一員に加わることを発表した。以降はビル・マクダーモット共同CEOが単独でCEOを務めることになる。
同社のスーパーバイザリーボードは、来年5月に開催される年次株主総会においてスナーベ氏をメンバーとして選出する提案に合意。スナーベ氏は株主総会の終了をもって共同CEOを退く。理由について、スナーベ氏は「SAPに20年以上勤務した今、自分のキャリアを次の段階に移し、家族の近くにいようと決心した」とコメントしている。
関連記事
- SAP、CEO交代 アポテカー氏は即時退任
アポテカーCEOの後継として、営業の責任者と製品開発の責任者が共同CEOに就任する。 - SAPPHIRE NOW 2011 Orlando Report:「もっとエキサイティングに」── 人中心のソフトウェアで時代の要請に応えるSAP
SAPのスナーベ共同CEOは日本プレスのインタビューに応じ、個人の自律的な意思決定に委ねる新たな時代の企業経営を「人中心のソフトウェア」によって支えていくことを明らかにした。 - SAPPHIRE NOW 2012 Orlando Report:McLarenのレーシングマシンも活用 すべてをインメモリ技術が支える
2日目を迎えたSAPの年次カンファレンス「SAPPHIRE NOW 2012」は、共同CEOのスナーベ氏が基調講演に登壇。近未来の世界について語ったほか、先進ユーザーとして英McLaren Groupの取り組みが紹介された。 - SAPPHIRE NOW Orlando 2013 Report:“インメモリ×クラウド”が世界にもたらす価値
2日目を迎えたSAPの年次カンファレンスは、新たなクラウドサービスや、先進的なクラウドユーザー事例が紹介された。 - サイベース買収でモバイル活用でもNo.1に〜SAP CEO
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.