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5分で絶対に分かるデータベース:5分で絶対に分かる(1/5 ページ)
本記事では、「データベース」および「データベース管理システム」について、基本的なことから丁寧に解説します。
データベースって何? データベース管理システムって何?
データベース(DB)とは、散らばったデータを集めて、目的に合わせて利用できるようにしたものを言います。広い意味では、紙の書類もファイリングして整理すればDBと呼ぶことができますし、PCの中のファイルを集めてフォルダで分類整理したものもDBと呼ぶことができます。
本稿では、コンピュータでDBを構築し、管理、活用するための仕組みである「データベース管理システム(DBMS)」を中心に解説します。DBMSを使うと、DBへのデータの登録や更新、分類、検索、抽出、集計処理などを簡易なインタフェースで実現できるようになります。SQLという英文に似たDB言語で操作できます。
DBMSには、データの管理の仕方によって、いくつかの種類があります。1つは、会社の組織図のように、木構造(階層構造)で管理する「階層型データベース」と呼ばれるものです。これは、会社組織と同じような関係性を持つことができ、例えば、あるデータの親となるデータは、直属の上司のように基本的には1つだけです。
また、「ネットワーク型データベース」と呼ばれるDBは、階層化データベースでは表現ができない、より複雑なデータの関係性を表現するためのものです。
現在、最も広く利用されているのは、「リレーショナルデータベース(関係データベース:RDB)」です。RDBは、データを2次元の表で管理するものです。Excelに代表される表計算ソフトを思い浮かべてみてください。
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