日本テラデータ、ビッグデータ分析のトライアルプログラムを開始
日本テラデータは、ビッグデータ分析プラットフォーム「Teradata Aster」が試用できるトライアルプログラムを開始した。
日本テラデータは7月30日、同社のビッグデータ分析プラットフォーム製品「Teradata Aster」を試用できるトライアルプログラムの提供を開始した。
同プログラムではTeradata Asterの無償トライアル版ソフトウェア「Aster Express」およびその利用方法をステップ・バイ・ステップで解説する日本語チュートリアルに加え、希望者にはトライアルの理解度をより確実なものとするための無償の半日間のトレーニングも提供する。
対象者は、ビッグデータ分析により新たな知見を得てビジネスに役立てたいと考える企業のビジネス部門のユーザーを中心に、情報システム部門、コンサルティング会社およびシステムインテグレーターのユーザーも対象としている。同プログラムにはトライアルプログラムのWebサイトからメンバー登録をすることで参加できる。
プログラム参加者は、Teradata Asterを利用したビッグデータ分析のプロセスを体系的に理解することで、企業経営を支援する戦略的なデータ分析が行えるという。例えば、売上データとWebアクセスログを組み合わせたWebサイトの行動履歴と売上の相関関係分析や、マーケティングコスト、顧客別の売上データとマーケティング施策へのレスポンス履歴を分析したマーケティングROIの算出、故障履歴データとセンサーデータを組み合わせた品質管理などを行うことが可能となるという。
今後、同プログラムでは日本テラデータのパートナー企業向けプログラムである「Teradata Partner Network」に参加しているパートナー企業とともに、ビッグデータ分析の検討ワークショップや関連するイベントなどを実施・提供する予定。
Teradata Asterは、Webアクセスログやテキストデータ、マシンセンサのログデータといった大量の多構造化データを分析するためのプラットフォーム。Teradata Aster内に格納するデータ以外にも、Hadoopに格納された多構造化データやTeradataデータウェアハウス内に格納した構造化データなどを透過的にアクセスし、SQL言語で分析できる。
関連記事
- ビッグデータの管理・分析の新アーキテクチャとアプライアンスを発表、テラデータ
- ビッグデータ分析向けのアプライアンス製品を販売 日本テラデータ
- Teradata、大規模並列処理DWHベンダーのAster Dataを2億6300万ドルで買収
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.