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日立のストレージ製品「VSP」が世界最高IOPSを記録 「SPC Benchmark-1」で
日立のストレージ製品「VSP」が、ストレージ製品のベンチマークテスト「SPC Benchmark-1」で世界最高のIOPS(Input Output Per Second)値を記録した。
日立製作所のエンタープライズディスクアレイシステム「Hitachi Virtual Storage Platform」(VSP)が、ストレージ製品のベンチマークテスト「SPC Benchmark-1」で世界最高のIOPS(Input Output Per Second)値を記録した。日立製作所が7月31日に発表した。
SPC Benchmark-1は、ストレージベンチマークの国際標準化団体「Storage Performance Council」(SPC)が実施しているストレージサブシステムのベンチマークテスト。VSPは同テストで60万2019 SPC-1 IOPS1(SPCが定める1秒当たりのデータ入出力処理数)を記録し、エンタープライズディスクアレイ製品としては世界最高となったという。
テストに用いたVSPは、日立製作所のVSP向けフラッシュモジュール「Hitachi Accelerated Flash」とデータ処理高速化ソフトウェア「Flash acceleration」で構成。2011年の計測時と比べてデータ入出力処理数が向上したほか、処理性能当たりの価格も65%抑え、2.86ドル/SPC-1 IOPS1を達成したという。
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