Skype for Outlook.com、米国他でスタート
Outlook.comで受信したメールの相手と、数クリックでSkypeのビデオチャットを開始できるようになる。
米Microsoftは8月19日(現地時間)、米国他数カ国で「Skype for Outlook.com」の提供を開始したと発表した。クラウドベースのメールサービスOutlook.com内で、Skypeのビデオチャットが可能になった。
今回の提供開始地域に日本は入っていないが、Microsoftは近い将来世界で利用できるようにするとしている。利用できるようになると、右図のようなバナーが表示されるという。
Outlook.comは、Hotmailに代わるMicrosoftのWebメールサービス。WebブラウザからMicrosoftアカウントでログインして利用する。既にFacebook、Twitter、Google、LinkedInの連絡先をインポートできるようになっており、今回新たにSkypeの連絡先もインポートできるようになった。
これにより、連絡先のプロフィール画像をクリックすると、メールやチャットに加えて通話とビデオチャットのアイコンが表示されるようになり、これをクリックすることでOutlook.com内でSkypeの音声チャットあるいはビデオチャットを開始できる。
例えばSkypeのアカウントも持っている相手からメールを受け取ったら、そのメールに表示される相手のプロフィール画像をクリックすることでビデオチャットできる。
Microsoftは15日に、10月18日に公開予定の次期Windowsアップデート「Windows 8.1」で、Outlook.comとSkypeを標準搭載アプリとすると発表している。
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