ニュース
旧iOSへの旧版アプリのインストールが可能に:iOS 7リリース直前
AppleのApp Storeで、最新版では古いiOSに対応しないアプリの旧バージョンを、古いiOS端末にインストールできるようになった。
米AppleのApp Storeで、アプリの「互換性」でサポートしていない旧iOSを搭載する端末に、そのアプリの旧バージョンをインストールできるようになった。iPhoneユーザーによる9月17日(現地時間)の米Redditへの投稿で明らかになった。
これで、18日に予定されている次期OS「iOS 7」にアップデートできない「iPhone 3GS」を含む旧モデルでも、アプリが対応していれば古いバージョンをインストールして使えるようになった。
例えばiOS 6にアップデートできない初代iPadに、iOS 6以降にのみ対応する米Googleの「Googleマップ」をインストールしようとすると、下の画像のように「このAppの旧バージョンをダウンロードしますか?」というダイアログが表示され、「ダウンロード」をタップするとインストールされた。
米iOSアプリメーカー、Dragon Forged Softwareのカイル・リヒターCEOの個人ブログによると、この新機能について開発者は知らされていないという。同氏は、セキュリティ上の問題が修正されていない旧バージョンのアプリがダウンロードされてしまう可能性を懸念している。
関連記事
- iOS 7にアップデートしても使えないのはどの機能?
- iOS 7は9月18日公開 iWork、iMovie、iPhotoが無料に
Appleの次期モバイルOS「iOS 7」は9月18日にiPhone 4S、iPhone 5、iPad mini、第3世代以降のiPad、第5世代のiPod touch向けに無料ダウンロード可能になり、iPhone 4とiPad 2にも対応する。9月1日以降にアクティベートしたiOS 7搭載端末では、これまで有料だったiWork、iMovie、iPhotoが無料でダウンロードできる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.