米Microsoftは9月17日(現地時間)、400億ドル(約3兆9700億円)の自社株買い戻し計画を発表した。
同社はまた、四半期配当金を前四半期から22%引き上げ、1株当たり28セントとすることも発表した。配当は11月21日時点の登録株主に対し、12月12日支払われる。
同社が2008年9月に発表した400億ドルの自社株買い戻しの期限はこの9月30日。今回の計画はこれに続くもので、期限は設定していない。
この10年間、Microsoftの株価は横ばいが続いており、株主は配当の増額と自社株買い戻しによる利益還元を求めている。
同社のエイミー・フードCFO(最高財務責任者)は発表文で、「これらの取り組みは、われわれの株主に現金を還元する継続的なコミットメントを反映したものだ」と語った。
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