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Google、Webカメラで使えるジェスチャー入力アプリのFlutterを買収
Googleが、Webカメラに手をかざすだけでiTunesやYouTubeの基本操作ができるアプリを提供するFlutterを買収した。
米Googleが、MacおよびWindows向けのジェスチャー入力アプリを手掛ける米Flutterを買収した。Flutterが10月2日(現地時間)、自社サイトで発表した。
Flutterは2010年創業のカリフォルニア州サンフランシスコに拠点を置く非公開企業。MacあるいはPCのWebカメラに手のジェスチャーを映すことで、iTunes、Spotify、YouTubeなどの基本操作を実行できる。米MicrosoftのKinectのような追加のハードウェアは必要ない。Mac版アプリはMac App Storeで450円で販売している。
Flutterは「Googleの一員になることで、われわれはジェスチャー認識技術の研究にロケット燃料を投下できる」としており、買収後も現行アプリの提供を継続するという。
Googleからは正式な発表はないが、今後同社の音楽サービス「Google Play Music」やウェアラブル端末「Google Glass」にFlutterのジェスチャー認識技術を生かしていくのかもしれない。
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