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Windows 95の付録ゲーム「Hover」がWebに帰ってきた
Windows 95のCD-ROMに収録されていた3D“旗とりゲーム”の「Hover」が、WebGL採用でタッチ対応・マルチプレイヤー対応のWebゲームとして復活した。MicrosoftはIE 11でのプレイを推奨する。
米Microsoftは10月2日(現地時間)、かつて「Windows 95」のCD-ROM版の付録として公開したドライブゲーム「Hover」をWebゲームとして再現したと発表した。Webページでプレイできる。オリジナルとは異なり、マルチプレイヤーモードも選択できる。
Hoverはそれほど有名ではないが、当時はやりはじめた3Dゲームを無料で楽しめるものとして記憶しているユーザーもいるだろう。ゲームの基本ルールは、仮想空間上をドライブして敵より先に相手の旗をすべて奪うというもの。空間には旗の他、シールドやパーツが浮遊しており、これらを取り込むことでレベルが上がる。
Web版HoverはWebGLをはじめとする最近のWeb標準を多用し、同社の次期Webブラウザ「Internet Explorer(IE)11」でプレイするのに最適だとしている。同社によると、Windows 7上でのIE 11のプレビュー版は、同じ環境で稼働させる競合ブラウザより30%速いという。
Web版Hoverは、オリジナル同様にキーボードでも操作できるが、Windows 8.1搭載のタブレット向けに、タッチ操作も可能になっている。
Microsoftは、IE 11の新機能やパフォーマンスを体験するためのサイト集も用意している。IE 11を搭載する「Windows 8.1」のリリースは10月18日だ。
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