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顔認証でテロリストも一網打尽!? NECが“顔パス”システムを開発:C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2013
顔認識技術によってリアルタイムで人物照合を行い、各種入場ゲートの“顔パス”を実現するというシステムをNECが参考出展。
NECは11月14日に開幕した「C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2013」(東京国際フォーラム、15日まで)で、顔認識技術を使ってリアルタイムで人物照合を行う技術を参考出展している。カメラで撮影した顔をホワイトリスト/ブラックリストと照合することで、各種入場ゲートでの“顔パス”や、不審者の検出などを実現するという。
監視カメラなどで撮影した画像を、専用サーバで解析。画像内に写っている人物の顔のパーツを抽出し、システム内に登録してある人物情報とリアルタイムで照合する。企業がIDカードを使わずに社員を認証したり、交通機関が指名手配者やテロリストを検出したり――といったことが可能になるという。
同社の早川貴教氏によれば、正面から人物を撮影した場合の照合率は「ほぼ100%」で、リストに登録されていない人を誤って検知する可能性は「ほとんどない」という。対象者が髪形を変えたり、化粧をしたり、めがねをかけている場合も問題なく検出できるとしている。
既にユニバーサル・スタジオ・ジャパンが同様の仕組みを採用しており、年間パス所有者向けに“顔パス”サービスを提供している。NECは今後、交通機関や企業と連携し、同システムの社会セキュリティー分野での活用を目指す。
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