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クリックテック社長が日本市場の事業戦略を説明大江戸温泉物語もユーザーに

BI製品を提供するクリックテック・ジャパンは事業戦略説明会を開催。パートナー強化策などが話された。

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 ビジネスインテリジェンス(BI)ベンダーのクリックテック・ジャパンは11月14日、記者およびアナリスト向けに事業戦略説明会を開催した。同社の村上智社長は、日本市場でのさらなるビジネス成長を遂げるためにはパートナーが不可欠だとし、「今後1年間でパートナー数を倍増する」と強調した。

クリックテック・ジャパンの村上智社長
クリックテック・ジャパンの村上智社長

 クリックテックは2010年1月に日本法人を設立して以来、直販はせずにパートナー経由による製品販売を行ってきた。現在、パートナー企業はアシストやNTTデータなど17社。一方で、日本のユーザー企業数は約750社としている。同日には、東芝 セミコンダクター&ストレージ社や富士重工業、大江戸温泉物語が、同社の主力製品「QlikView 11」の新規ユーザーとして発表された。

 同社の製品は、SOHOレベルの小規模企業から大企業まで業種業態を問わず導入されているのを特徴とするが、大企業においては部門単位での採用にとどまるケースが多かった。そうした背景から、今回新たに「エンタープライズセールス部門」を設置し、各業種に特化したソリューションを提供するとともに、部門単位から全社規模での導入に広げていく構えだ。

 そうした中で、パートナーのエコシステムを拡充し、現状の2倍にパートナーを増やす計画。特に大手システムインテグレーターとの協業を図っていきたいとしている。

 また、提案活動の幅を広げるためのソリューションとして、顧客を包括的に支援するフレームワーク「Qlik Customer Success Framework」を発表。これは既に提供しているユーザーコミュニティーサービスやアプリケーションのマーケットプレイス、教育サービスなどを体系化して1つのサービスとして統合したものだ。

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