Windows XP、世界OS市場シェアで依然3割切らず──Net Applications調べ
10月下旬に発売された「Windows 8.1」と「OS X Mavericks」のシェアは、2.64%と2.42%だった。
米Microsoftの「Windows XP」のサポートは来年4月に終了するが、11月の世界OS市場では依然として約3割のシェアを保っている。米分析会社Net Applicationsが12月1日(現地時間)に発表した11月の調査結果で明らかになった。
10月17日に発売されたMicrosoftの最新OS「Windows 8.1」のシェアは2.64%。「Windows 8」と合わせてもまだ9.3%だ(前月比0.05ポイント増)。
Windows XPのシェアは前月比0.02ポイント減の31.22%、「Windows 7」のシェアは0.22ポイント増の46.64%だった。
Windows 8.1はWindows 8ユーザーには無償アップデートとして提供されるが、Windows 7/Vista/XPからのアップデートは有償だ。
米Appleの「OS X」をみると、10月22日にリリースされた最新OS「OS X Mavericks(バージョンは10.9)」のシェアが先代の「OS X Mountain Lion(バージョンは10.8)」を超え、2.42%だった。OS X MavericksはMac App Storeから無償でダウンロードできる。
Mac OS全体のシェアは前月比0.17ポイント減の7.56%。一方、Windows全体のシェアは0.22ポイント増加した。
Net Applicationsの調査は、同社の顧客である約4万のWebサイトを訪問する1億6000万人のユニーク訪問者のデータに基づいている。
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