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Google、ChromecastのSDKを公開 iOSにも対応
Android、iOS、Chromeブラウザのコンテンツを無線でテレビで視聴するツール「Chromecast」にアプリを対応させるための「Google Cast SDK」が公開された。
米Googleは2月3日(現地時間)、テレビに接続して使うコンテンツストリーム端末「Chromecast」にアプリやWebサイトを対応させるための開発者向けツール「Google Cast SDK」を公開した。
Chromecastは、Googleが7月に発表したドングルタイプのAndroid端末で、価格は135ドル。テレビのHDMIポートに挿し、無線LAN経由で接続したモバイル端末(AndroidおよびiOS)あるいはPC、Mac上のChromeブラウザのコンテンツをテレビ画面で見ることができる。日本ではまだ発売されていない。
SDKはこれまでプレビュー版として一部の開発者に提供されてきた。発表段階では利用できるサービスはNetflix、YouTube、Google Play、Chromeブラウザのみだったが、その後Hulu、HBO GO、Padora、Vevoなども加わった。
SDKが一般に公開されたことで、今後多数のアプリのコンテンツをChromecastで楽しめるようになるだろう。ユーザー側では新たな設定などをせずに、Google Cast SDKによってChromecastをサポートするアプリを使えるようになる。
開発者はGoogle Cast SDK Developer ConsoleからSDKを入手し、アプリを登録できる。コンソールにアクセスするには登録料として5ドルが必要だ。
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