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東芝とNTT Comがクラウド分野で協業 製品・サービスを相互活用
東芝とNTTコミュニケーションズは、両社のサービスや製品を活用してグローバルクラウド事業で協力関係を構築する。
東芝とNTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)は2月25日、グローバルでのクラウド事業で協業すると発表した。すでに両社はクラウドサービスやストレージシステムの相互活用を行っており、顧客ニーズへの対応に向けて協力関係を強化するという。
東芝は、NTT Comのクラウドサービス「Bizホスティング Enterprise Cloud」を東芝の国内顧客向けデータセンターサービスやクラウドコンピューティングサービスで活用する。これにより、国内外に拠点を持つ企業がグローバルで一貫したクラウド環境を利用できるようにするという。2014年4月から北米・アジアの企業向けにサービスを提供し、その後欧州地域にも展開予定。
一方、NTT ComはBizホスティング Enterprise Cloudの基盤に東芝のストレージシステムを活用している。同社は今後も東芝のストレージ新技術やストレージサービスを活用し、クラウドサービスの機能強化を目指すとしている。
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