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大和ハウス工業、システム基盤刷新で月次集計処理時間を15分の1に:導入事例
大和ハウス工業が、業務推進システムを支えるプライベートクラウドに「Oracle Exadata」を導入。月次集計のバッチ処理を大幅に短縮した。
大和ハウス工業は、同社のプライベートクラウド環境にオラクルのデータベース(DB)専用マシン「Oracle Exadata Database Machine」(Oracle Exadataを導入し、このほど稼働を始めた。システム構築を支援した伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)と日本オラクルが2月26日に発表した。
大和ハウス工業は、同社が利用する業務推進システム「D-SMART」を2010年からプライベートクラウド環境で運用していた。だが同システムはクラウド環境への移行後も、活用範囲の拡大とユーザー数急増に伴いシステム負荷が増え続けていたという。
そこで同社は今回、IT基盤の刷新を決定。プライベートクラウド環境上にOracle Exadataによる新たなDBシステム環境を構築した。新システム導入後の検証によると、従来なら約90分を要していた月次集計のバッチ処理時間を約6分へと短縮できたという。
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