Forbesの世界長者番付、ビル・ゲイツ氏が首位復活 複数のFacebook関係者が初ランクイン
Forbes恒例の世界長者番付で、ビル・ゲイツ氏が5年ぶりに首位に返り咲いた。Facebookの株価上昇を受け、マーク・ザッカーバーグCEO他、シェリル・サンドバーグCOOなど数人の関係者がランクインした。
Forbes誌は3月3日(現地時間)、恒例の世界長者番付を発表した。2010年から2位だった米Microsoftのビル・ゲイツ会長(推定資産760億ドル)が1位に返り咲いた。2位は4年連続1位だったメキシコの通信企業Telmexの会長などを務める実業家、カルロス・スリム・ヘル氏(720億ドル)。
3位はファッションブランド「ZARA」を展開するスペインのアパレルメーカーInditexのアマンシオ・オルテガ氏(640億ドル)、4位は投資家のウォーレン・バフェット氏(582億ドル)、5位が米Oracleのラリー・エリソン氏(480億ドル)と、昨年と同じランキングになった。
IT関係者としては他に、17位に米Googleのラリー・ペイジCEO、18位に米Amazon.comのジェフ・ベゾスCEO、19位にGoogleのサーゲイ・ブリン氏、21位に米Facebookのマーク・ザッカーバーグCEO、36位にMicrosoftの前CEO、スティーブ・バルマー氏が入った。
Facebookの株価が上昇したことにより、同社の複数の幹部や株主がビリオネアに仲間入りした。シェリル・サンドバーグCOO(最高執行責任者)も初めてランクインした(推定資産10億5000万ドルで1540位)。
Facebookが買収を発表したWhatsAppの共同創業者、ジャン・コウム氏は202位(68億ドル)、ブライアン・アクトン氏は551位(30億ドル)だ。
日本人としてのトップはソフトバンクの孫正義氏で42位。昨年66位で日本人トップだったファーストリテイリングの柳井正会長兼社長は45位だった。楽天の三木谷浩史氏が132位に、センサーメーカー、キーエンスの滝崎武光会長が207位だった。
資産が10億ドル以上の富豪は前年比で219人増え、過去最多の1645人になった。
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Forbesの2013年版世界長者番付で、IT関係者でトップ10にランクインしたのは2位のMicrosoftのビル・ゲイツ会長と5位のOracleのラリー・エリソンCEOだった。
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