米Googleは3月25日(現地時間)、Gmailの「プロモーション」タブのメールをカード状に表示するテストを開始した。テストに参加できるのは英語版ユーザーのみで、参加人数も限定されている。
Gmailでは昨年5月から、受信メールを「ソーシャル」「プロモーション」「新着」などのカテゴリに自動分類できるようになっている。このカテゴリを有効にしている場合、プロモーションタブには企業からの広告メールやクーポンの通知などが集まる。
こうしたメールは画像が豊富なことが多いが、メールを開かないとそうした画像は日の目を見ない。従来のリスト表示ではお得なクーポンの通知も見逃しがちだということで、プロモーションタブでのみ画像付きで一覧できる「グリッド表示」を追加しようというのがこのテストの目的だ。
少なくともテストの段階では、グリッド表示と従来のリスト表示を切り替えるスイッチが用意される。
同社は広告主に対し、グリッド表示向けのメールの書き方を紹介している。
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