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「Chrome Remote Desktop」のAndroid版公開 iOS版も年内に
リモートでWindows、Mac、LinuxのデスクトップにアクセスするChromeアプリ「Chrome Remote Desktop」のAndroid版が公開された。Android端末からWindowsやMacのファイルを操作できる。
米Googleは4月16日(現地時間)、Android端末からWindowsやMacのデスクトップにアクセスできるリモートデスクトップアプリ「Chrome Remote Desktop」をGoogle Playで公開した。iOS版も年内に公開する計画という。
Googleは2011年10月にChrome Remote DesktopをWindows PC、Mac、Linux版ChromeブラウザおよびChromebookの拡張機能として公開した。これにより、Chrome上で生成するワンタイムのアクセスコードを入力することでリモートのPCやMacに接続し、操作できる。これが、Androidからも可能になった。
この機能を使うには、アクセスされる側の端末にもChromeアプリ版をインストールし、設定しておく必要がある。
設定方法は既存の拡張機能版と同じなので、こちらの記事を参照されたい。
Windowsのデスクトップに接続するためのAndroid向けリモートデスクトップアプリは米Microsoftも公開しているが、Chrome Remote DesktopであればMacにもアクセスできる。
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