米Amazon.comが4月24日(現地時間)に発表した第1四半期(1〜3月)決算は、売上高が前年同期比23%増の197億4000万ドル、純利益は32%増の1億800万ドル(1株当たり23セント)だった。売上高はアナリスト予測(194億3000万ドル)を上回り、純利益は予測と一致した。
総営業コストは23%増の196億ドル。従業員数は36%増の12万4600人だった。Amazonは同四半期にAmazon Primeの会費を初めて値上げした。
事業別の売上高は、書籍や映画などのコンテンツを扱うメディア部門が8%増の54億6700万ドル、電化製品および雑貨部門(Kindle端末を含む)が27%増の130億1700万ドルだった。
Amazon Web Services(AWS)を含むその他の部門は56%増の12億5700万ドルだった。
今後の見通しについては、2014年第1四半期の売上高を前年同期比15〜26%増の181億〜198億ドル、営業損益を、マイナス4億5500万〜マイナス5500万ドルと予測した。
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Amazon.comの10〜12月期決算は売上高が20%増の256億ドル、純利益は146%増の2億3900万ドルだったが、いずれも予測は下回った。
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