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Microsoftの個人筆頭株主がゲイツ氏からバルマー前CEOに

Microsoft創業以来の個人筆頭株主だった共同創業者のビル・ゲイツ氏が4月末に持ち株460万株を売却したことで、これまで2番手だったスティーブ・バルマー前CEOが個人筆頭株主になった。

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 米Microsoftの共同創業者であるビル・ゲイツ氏が同社の株式460万株を売却したことが、5月2日(現地時間)に米証券取引委員会に提出された受益所有者変更報告書で明らかになった。

 これにより、同社の個人としての筆頭株主はゲイツ氏から前CEOのスティーブ・バルマー氏に代わる。同社の最新の株主総会召集通知書によると、バルマー氏の持株数は3億3325万2990株。ゲイツ氏の持株数は今回の売却で3億3014万1164株になった。

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2013年の株主総会召集通知書に記載された株主リスト

 ゲイツ氏はMicrosoft創業以来の個人筆頭株主だったが、2000年にバルマー氏にCEO職を譲り、ビル&メリンダ・ゲイツ財団を創設してからコンスタントにMicrosoftの株式を売却している。

 同氏は今年2月のサティア・ナデラ氏のCEO就任に伴い、Microsoftの会長を退き、ナデラ氏の「テクノロジーアドバイザー」に就任した。

 バルマー氏は昨年8月にCEO職の退任を発表した際、従業員に宛てた公開書簡で退任後もMicrosoftの大株主でありつづけると語っていた。

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ナデラCEO就任の際に公開された写真(左から、サティア・ナデラCEO、ビル・ゲイツ氏、スティーブ・バルマー氏)

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