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Intelとマイケル・J・フォックス財団、パーキンソン病研究で協力:ウェアラブル+ビッグデータ
Intelがパーキンソン病研究のマイケル・J・フォックス財団と協力し、数千人の患者が装着するウェアラブル端末で症状データを収集し、クラウド上で解析するビッグデータ解析プラットフォームを研究者に提供する。
米Intelとマイケル・J・フォックス財団(MJFF)は8月13日(現地時間)、パーキンソン病研究の共同プロジェクトと発表した。
パーキンソン病患者に腕時計型ウェアラブル端末を装着してもらい、端末で収集した症状のデータをIntelが新たに構築するビッグデータ解析プラットフォームで解析する。このプラットフォームはパーキンソン病研究者らに公開する。
マイケル・J・フォックス財団は、自らもパーキンソン病を患う俳優のマイケル・J・フォックスが2000年にパーキンソン病の治療の前進と治療法の改善のために設立した財団。
パーキンソン病は、アルツハイマー病についで頻度の高い神経変性疾患で、日本では特定疾患に指定されている。原因はまだ解明されておらず、根本的な治療法も確立されていない。
IntelとMJFFは既に数十人の患者でこのシステムをテストしており、年内に端末を数千人の協力患者に配布し、データ収集を開始する計画。紹介動画を見ると、少なくともテスト段階ではPebbleのスマートウォッチを使っているようだ。
解析プラットフォームはIntelが米ClouderaのHadoopソフトウェアなどを使ってクラウド上に構築する。
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