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Google、検索結果の著者情報表示を終了「期待したほど便利ではなかった」
Googleが、2011年6月から続けてきた検索結果への著者情報表示を終了した。今後はGoogle+でフォローしている著者のGoogle+への投稿にのみプロフィール画像が表示される。
米Googleは8月28日(現地時間)、Google検索の結果にコンテンツの著者に関する情報を表示するのを終了したと発表した。
同社は2011年6月にこの機能を追加した。WebパブリッシャーはWebサイトやページとGoogle+のプロフィールをリンクさせておくことで、検索結果に自分のコンテンツが表示される際、Google+のプロフィール写真やプロフィールへのリンクを表示させることができた。
今年の6月にはプロフィール写真の表示が終了していた。
GoogleのWebmaster Trends Analystを務めるジョン・ミューラー氏は自身のGoogle+で、著者情報表示は期待したほど便利ではなく、検索結果から気をそらす可能性もあることが分かったとし、残念ながらこの機能を終了すると語った。
ウェブマスターツールのヘルプページからも関連情報は削除されており、「著者情報のマークアップはもうWeb検索でサポートされません」と書かれている。
なお、検索結果としてGoogle+でフォローしている著者のGoogle+のコンテンツが表示される場合は、今後もプロフィール画像が表示される。
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例えば、検索結果として表示されるNew York Timesの記事の概要部分に記事執筆者名が表示され、クリックするとその著者の記事一覧に飛ぶようになった。
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