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JPMorganへのサイバー攻撃、7600万世帯と700万社の情報が流出
米金融大手のJPMorgan Chaseが今夏受けたサイバー攻撃で、約7600万世帯と約700万社の顧客情報が流出したことを明らかにした。
米金融大手のJPMorgan Chaseは10月2日(現地時間)、米証券取引委員会(SEC)への提出文書で、今夏受けたサイバー攻撃により、約7600万世帯と約700万社の顧客情報が流出したことを明らかにした。
流出したのは、顧客の住所氏名、電話番号、電子メールアドレスなど。
口座番号、パスワード、ユーザーID、生年月日、社会保障番号などが流出したことを示す証拠はないとしている。
このサイバー攻撃では、同行以外にも仕掛けられた。New York TimesやBloombergが8月、何者かが少なくとも5行のネットワークに侵入し、預金口座の情報を含む数Gバイト分の情報を盗み出したと報じた。
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