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IBM、「Watson Analytics」のβ版を一般公開

IBMのクラウドベースの解析サービス「Watson Analytics」のβ版が無料で公開された。スプレッドシートやデータベースなど、対応するファイルをアップロードして解析できる。

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 米IBMは12月4日(現地時間)、クラウドベースの解析サービス「Watson Analytics」のβ版を一般に公開したと発表した。こちらからメールアドレスで登録できる。今のところ無料だ。

 Watson AnalyticsはIBMが9月に発表した自然言語ベースの“コグニティブサービス”。ユーザーは例えば「うちの製品で顧客に一番人気があるのは何?」「ブラジルで急に売り上げが伸びたのはなぜ?」といった多変量・パターン依存な質問を入力することで、ツイートデータの解析結果を得ることができる。

 9月の発表後、プライベートβに約2万2000人が登録したという。

 CSVファイルなど、対応するファイルをクラウドにアップロードしてクリックすると内容に則した分析例を幾つか提案してくれる。

 試しに1カ月の記事ごとのページビューをリストにしたCSVファイルをアップロードしてみた。

 watson 1
ドラッグ&ドロップでファイルをアップロードできる

 アップロードしたファイルをクリックすると以下のような選択肢が表示され、「Exploration」を選択したところ、1カ月のページビューの折れ線グラフが表示された。

 watson 2
「Exploration」か「Prediction」を選択できる
 watson 3
調査内容は自動的に候補を提示してくれる。比較する項目を変更することも可能

 IBMは10月に米Twitterとの提携を発表しており、Watson AnalyticsではTwitterのパブリックデータを利用できるようになる見込みだ。

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