ニュース
静岡中央銀行、「NEXTBASE」を活用した新基幹システムの稼働を開始
静岡中央銀行が、日立の地域金融機関向け共同アウトソーシングサービスを活用した新しい基幹システムの稼働を開始した。
静岡中央銀行が新基幹系システムの稼働を1月5日に開始した。
新システムは、日立製作所の地域金融機関向け共同アウトソーシングサービス「NEXTBASE」を活用して構築。最新のハードウェア、ソフトウェアを採用することにより、信頼性の高いシステム運用を実現した。バックアップセンターを有する2センター構成のコンピュータシステムによって、万一の大規模災害発生時にも迅速なシステム復旧を可能とする。今後、さらなる顧客サービスの向上と業務効率化を目指す。
NEXTBASEは勘定系、外接系などの基幹系システムを、地域金融機関向けの共同利用型として提供するサービス。各種情報系システムとの連携を円滑に行うための統合データベースシステムのほか、インターネットバンキングシステムを実現するサービスなど、採用行の経営戦略を実現するための各種サービスをメニュー化し、2015年1月現在、第二地方銀行向け共同アウトソーシングサービスとして国内最大規模となる12行が加盟している。
関連記事
- 北日本銀行が店舗向け新システムを導入、ITの力で“待ち時間”は減らせるか?
北日本銀行が日立のシステムを用いて、営業店舗向け新システムを構築。業務の効率化を通して、客の待ち時間を減らそうとしている。 - 静岡中央銀行、基幹系システムに日立の「NEXTBASE」を採用
日立製作所の共同アウトソーシングサービスを採用する。 - 大光銀行、基幹系システムに日立の「NEXTBASE」を採用
地方銀行で採用実績のある日立の地域金融機関向け共同アウトソーシングサービスを大光銀行が採用した。 - 大東銀行、地域金融機関向け共同アウトソーシングサービスで経営効率化へ
大東銀行は、日立の「NEXTBASE」を次期基幹系システムとして採用することで、業務継続性の強化と経営の効率化を目指す。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.