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ユニクロ、クラウド型経費精算サービスのコンカーを全面導入へ
ユニクロをはじめとするブランドで全世界に約2800店舗を展開するファーストリテイリング。グローバル経営を支える経費管理基盤としてコンカーを採用する。
ユニクロやジーユーを展開するファーストリテイリング。全世界の出店数は2800店舗を超え、従業員数は約3万人にも達した。2015年1月に発表した直近の決算でも増収増益を達成。特に海外ユニクロ事業が好調で539億円の増収、売り上げ構成比率で35%へと拡大している。
同社は、グローバルオペレーションを強化するために経費管理基盤として、米コンカーのクラウド経費管理サービス「Concur Expense」を導入する。まずは2015年2月から国内で導入し、順次、中国、韓国、東南アジア、欧米各国へとグローバル展開をする予定だ。
導入の決め手となったポイントは、グローバルオペレーションで必須となるガバナンス統制、多言語多通貨対応、経費の可視化、モバイル対応など。また、急増する海外店への導入などを見据え、SaaS型クラウドサービスであることも評価された。
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