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Twitter、顧客情報企業のビッグデータに基づくターゲティング広告機能「partner audiences」

Twitterが、提携する顧客情報企業のデータを使うターゲティング広告「partner audiences」を発表した。例えば「過去にコンビニやスーパーでピーナツバターキャンディを購入した人」などで絞り込んだオーディエンスにプロモツイートを表示できる。

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 米Twitterは3月6日(現地時間)、提携する顧客情報企業が保有するビッグデータを使う新しいターゲティング広告サービス「partner audiences」を発表した。まずは米国で提供を開始する。

 顧客情報企業の米Acxiomおよび米Datalogixの顧客データから1000人以上のオーディエンスを選んで、そのタイムラインにプロモツイートを表示できる。

 これらの企業の顧客データは、実店舗やオンラインショップなど、Twitterと直接は関係のないショップでの購入履歴が含まれており、Twitterはこのサービスを「新たな顧客にリーチするための新たな方法」と説明する。

 Twitter広告のキャンペーン作成ページに新たに追加される「behaviors」セクションで、広告したい商品あるいはサービスのカテゴリーを絞り込める。

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消費財→飲料顧客→コーヒー、Kカップのコーヒーを選択

 Twitterによると、テストに参加した食品大手のスイスNestleは、ピーナツバター入りキャンディの新製品のプロモツイートを、partner audiencesで抽出した「過去にスーパーやコンビニでピーナツバターキャンディを購入した人」に絞り込んで表示したところ、2014年通年の同社のパフォーマンスより52%も高いエンゲージメントレートが得られたという。

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過去にコンビニやスーパーでピーナツバターキャンディを買った人のタイムラインにだけ表示されたプロモツイート

 partner audiencesにかぎらず、ユーザー情報に基づくターゲティング広告を自分のタイムラインに表示させたくないユーザーは、[設定]→[セキュリティとプライバシー]→[プロもコンテンツ]の「広告パートナーからの共有情報に基づいて広告表示をカスタマイズする」のチェックを外せば表示されない。

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