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Adobe、AcrobatとReaderのアップデートを予告
Acrobat/Readerの脆弱性を修正するセキュリティアップデートが米国時間の7月14日に公開される。
米Adobe Systemsは、Acrobat/Readerの脆弱性を修正するセキュリティアップデートを米国時間の7月14日に公開すると予告した。
事前の告知によると、14日のアップデートではWindowsとMac向けのAcrobat/Reader XI(11.0.11)およびX(10.1.14)までのバージョンに存在する複数の深刻な脆弱性に対処する。優先度は上から2番目の「2」となっている。
これに先立ちAdobeは、Flash Playerの深刻な脆弱性を修正するセキュリティアップデートを7月8日に臨時公開した。
米国時間の7月14日(日本時間15日)には、米Microsoftの月例セキュリティ情報も公開される見通し。
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脆弱性はWindowとMac版の両方に存在していて、悪用された場合、攻撃者にシステムを制御される恐れがある。
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