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スマホのカメラでPDF化 スキャナアプリのトレンド機能6選職場で役立つデジタル化レシピ(2/2 ページ)

紙の書類をデジタルデータに変換する方法としてもっとも身近なのは、スマホのカメラ機能を使っての撮影だ。今回は、スマホ向けのスキャナアプリに搭載されている機能のうち、現在トレンドとなっている機能をまとめて紹介する。

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テキスト認識(OCR)機能

 撮影した画像からテキストデータを抽出する機能。アプリ側で処理する場合と、サーバに送って処理する場合の2通りがある。テキスト認識機能を備えているからといって必ずしも日本語に対応するわけではなく、また認識精度もまちまちであることには注意したい。

 明るさやコントラストの調節機能、グレー/白黒モードへの変換機能を併用することで認識精度が高まる場合もあるので、これらの機能も備えているアプリを選ぶのがよいだろう。

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抽出したテキストデータに対し、ハイライトや注釈を付与できるアプリも存在する。これはiOS用のスキャナアプリ「Scanbot

パスワード保護機能

 スキャンして生成したPDFに暗号化パスワードを付与する機能。外部に書き出してから編集ソフトを使ってパスワードをかけるのではなく、PDFを書き出す時点でパスワードを付与できるので、うっかり読み取れる状態のまま外部に書き出してしまうミスを防げる。

 設定したパスワードを書き出し時に毎回付与するアプリと、書き出しのたびに新規にパスワードを設定するタイプの2種類がある。

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設定画面でデフォルトのパスワードを設定しておくタイプのアプリは、毎回同じパスワードになってしまう欠点はあるものの、書き出し時には必ずパスワードが付与される利点がある。これはiOS用のスキャナアプリ「Genius Scan+

クラウド保存機能

 撮影して生成されたPDFファイルを外部に書き出す方法としては、メールに添付して送信するなどの方法のほか、DropboxやEvernoteなどのクラウドサービスに保存する機能が多くのアプリに用意されている。

 最近では連携可能なクラウドサービスの多さを売りにするアプリも多く、なかには独自のクラウドスペースを月額料金制で提供しているアプリもある。このほかiOSアプリでは、iCloudとの連携機能を備えている場合も多い。

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手動でアップロードを行うアプリと、保存時点で自動アップロードを行うアプリの2種類がある。これはiOS用のスキャナアプリ「JotNot Scanner+
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