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キヤノンMJ、IaaSに参入 西東京DCからサービス提供
キヤノングループ向けシステム運用ノウハウを生かし、セキュリティ対策を標準で組み込んだサービスを提供するという。
キヤノンマーケティングジャパン(CMJ)とキヤノンITソリューションズ(CITS)は9月29日、パブリッククラウドサービス「SOLTAGE」を30日に開始すると発表した。CITSが運営する西東京データセンター(東京・西東京市)を拠点にサービスを提供する。
新サービスはIaaSの基本パッケージをベースに、システム設計や構築、運用までを提供する。基本パッケージではネットワークを二重化し、ESETの仮想サーバ向けウイルス対策を標準装備し、月額利用料は2万6100円から。オンプレミスシステムやAmazon Web Serviceとのハイブリッド構成による利用にも対応している。
CITSは2010年からCMJグループ内にクラウドサービスを提供しており、新サービスはこのノウハウを活用して新たに外部企業に販売する。拠点となる西東京データセンターは2012年に開設されたTier 4レベルの施設。CMJグループではキヤノンシステムアンドサポートが中小企業向けにホスティングサービスを提供しているが、今後はSOLTAGEからの提供に切り替える。
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