インテル セキュリティグループのマカフィーは9月29日、個人向けセキュリティソフトの2016年版を10月16日に発売すると発表した。インテルが開発した多要素認証技術「True Key」を新たに搭載する。
True Keyは、生体情報やデバイスなど複数の要素を利用することで、Webサイトへのログインなどにパスワードを使わず認証できるもの。個人向け製品では「マカフィー インターネットセキュリティ」「マカフィー トータルプロテクション」「マカフィー リブセーフ」にTrue Keyのプレミアム版が搭載される。
また、「マカフィー リブセーフ」で提供していたマルチデバイス・インストール台数無制限の利用形態を「マカフィー アンチウイルス プラス」「マカフィー インターネットセキュリティ」にも拡大し、多様なデバイスを持つユーザーの保護を強化した。
製品価格はマカフィー リブセーフ 1ユーザー1年版が8208円、同3年版が1万5408円などとなっている。
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中小規模の企業向けとなる「McAfee Endpoint Protection for SMB」では大企業と同水準の高度なセキュリティを提供するという。
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