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英通信会社TalkTalkにサイバー攻撃、契約者400万人の情報流出の可能性
流出した可能性があるのは加入者の氏名やTalkTalkのアカウント情報、クレジット情報や銀行情報などだが、「データが全てが暗号化されていたわけではない」という。
英通信会社のTalkTalkは10月23日、Webサイトが大規模なサイバー攻撃を受け、契約者の氏名や住所、クレジットカード番号などが流出した可能性があると発表した。
発表によると、攻撃は21日に発覚し、標的となったWebサイトを直ちに閉鎖して、警察やサイバー犯罪の専門家などが捜査に乗り出した。
流出した可能性があるのは加入者の氏名、住所、生年月日、電子メールアドレス、電話番号、TalkTalkのアカウント情報、クレジット情報や銀行情報など。「データは全てが暗号化されていたわけではない」という。
TalkTalkの契約者は約400万人。被害に遭った契約者の数はまだ把握できていないが、過去の契約者の情報も流出した可能性がある。同社は原因の究明や再発防止に向けてできる限りの措置を取ると強調している。
契約者には全員に連絡を取っているところだが、アカウント管理ページはアクセスできなくなっていて、現時点でTalkTalkアカウントのパスワード変更はできない状況。ただ、別のWebサイトで同じパスワードを使い回していた場合は、直ちにそうしたパスワードを変更するよう促した。
この事件に関連して英BBCはセキュリティ専門家の話として、ロシアのイスラム組織がインターネットに犯行を認める声明を掲載したと伝えた。
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