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米Time Warner Cableの加入者情報が流出、32万人に影響も
TWCの加入者32万人のメールアドレスとパスワードが流出した可能性がある。原因は現時点で分かっていない。
米CATV大手Time Warner Cable(TWC)の加入者32万人のメールアドレスとパスワードが流出した可能性があることが分かった。ReutersやNBC Newsなどのメディア各社が1月6日から7日にかけて伝えた。
同社は米連邦捜査局(FBI)から知らされて流出の事実を知ったといい、流出の原因は現時点で分かっていない。メディアの取材に対しては「TWCのシステムが不正アクセスされた形跡はない」と述べ、マルウェアやフィッシング詐欺による被害、あるいは同社の加入者情報を保存している関連会社などから流出した可能性があると説明しているという。
流出したのはTWCのWebメールサービス「Roadrunner」のメールアドレスとパスワードだったとの情報もある。
アカウント情報が盗まれた顧客には個別に連絡を取り、念のためにパスワードを変更するよう促しているという。
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問題を発見したセキュリティ研究者は、検索エンジンのShodanで無作為に検索を行っていて偶然、Kromtechのデータベースが誰にでもアクセスできる状態になっているのを発見したという。
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