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配属ほやほやの新入社員に伝えたい10のアドバイス:成迫剛志の『ICT幸福論』(2/2 ページ)
そろそろ皆さんの職場にも、期待と不安で胸いっぱいの新入社員たちが配属され始めたのではないでしょうか。そんな彼らに先輩として伝えたい10のアドバイスを紹介します。
6. グローバルスタンダードは「大阪のおばちゃん」
コミュニケーションおよび交渉術のグローバルスタンダードは、「大阪のおばちゃん」。すぐに打ち解け、良好な関係を築くコミュニケーション能力。信頼関係、友好関係でのやりとりの中でも、自分側の利益の最大化を図ることは忘れない(短期的または中長期的観点)。
7. 愛嬌はあったほうがいい
ビジネスの世界では、女も男も愛嬌(あいきょう)があったほうがいい。先輩やお客さんからかわいがられる存在になるべし。かわいがられれば、さらなる信頼を得ることができることが多い。信頼を得られれば、仕事は円滑に進められる。
8. 生きていくために「もうけ」は大事
社会に貢献することを追求するということは大切。ただし、社会に貢献するためには、企業でも個人でも、生きていくため、生き残るため、事業を継続するために必要十分なお金:「もうけ」があることが大前提。これは営利組織だけでなく、NPO法人などでも一緒。
9. オトナな対応を身に付ける
ビジネス世界は、利害が交錯し、いろいろと難しい。正論が通らないことが少なくないし、正解は1つではない。オトナな対応を身に付けることも重要。
10. 前向きに楽しく働く
いろいろなことがあると思うが、前向きに楽しく仕事をすることを心掛けるべし。どうせやるなら楽しくやろう。仕事を好きにならなければ、身に着かないし、成果がでない。好きこそ物の上手なれ。
著者プロフィル:成迫剛志
SE、商社マン、香港IT会社社長、外資系ERPベンダーにてプリンシパルと多彩な経験をベースに“情報通信技術とデザイン思考で人々に幸せを!”と公私/昼夜を問わず活動中。詳しいプロフィルはこちら。
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