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マンガで解説する「ベストオブブリード型アプローチと情シスの役割」:安田航のエンタープライズ・アーキテクチャ改革論(1/4 ページ)
ビジネス変革を情シス部がリードするためのITストラテジーを、マンガで解説するシリーズ。今回は、システム構築の代表的なアプローチの1つ「ベストオブブリード型」について「スイート型」との違いや、導入における情シスの役割について解説します。
この記事は安田航氏のブログ「安田航のエンタープライズ・アーキテクチャ改革論」より転載、編集しています。
企業情報システムの全体像をデザインする代表的なアプローチとして、「スイート型」と「ベストオブブリード型」があります。「どちらが良いか?」という議論は、10年以上前からあったと思います。これがようやく決着したのが、クラウドが普及してきた2013年ごろです。クラウドだけでなく、モバイル、ソーシャル、ビッグデータといった新しいテクノロジーを企業情報システムに取り込んでいくためには、ベストオブブリード型にせざるを得ないというのが、今のところの結論のようです。
そういった時代背景において、情シス部に求められる役割とは何でしょうか? 「スイート型」と「ベストオブブリード型」とはそもそもどのようなものか? も整理しながら、考えていきましょう。
ベストオブブリード型アプローチと情シスの役割
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