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マンガで解説する「ユーザー部門が勝手にSaaSを導入、情シスの対応は」:安田航のエンタープライズ・アーキテクチャ改革論(1/5 ページ)
ビジネス変革を情シス部がリードするためのITストラテジーを、マンガで解説するシリーズ。今回は、ユーザー部門が独自に導入したシステムに対して、情シスがすべき支援について考えます。
この記事は安田航氏のブログ「安田航のエンタープライズ・アーキテクチャ改革論」より転載、編集しています。
SaaS(Software as a Service)の出現が企業にもたらした最も大きなパラダイムシフトは、情シス部でなくても情報システムを導入・管理できるようになったことでしょう。
特にSalesforce.comが登場した影響が大きいと思いますが、サーバを持たないとか、コーディングが不要であるといった特徴が、システム運用や改修のハードルを大きく下げました。実際、情シス部を介さずにユーザー部門が独自に導入したSaaSを、最近はよく見かけます。
このような時代になったからといって情シス部が不要になることはありませんが、その役割は少しずつ変わってくるはずです。今回は、そんな話を考えていきます。
ユーザー部門の独自導入SaaSに、情シスはどう対応する?
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