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レオパレス21、賃貸物件にクラウド型防犯カメラサービスを導入
レオパレス21は賃貸物件にNECのクラウド型防犯カメラサービスを導入した。クラウドに収集・蓄積した映像を遠隔からリアルタイムで確認できる。
レオパレス21は10月24日、同社が管理する新築および既存の賃貸物件向けに、NECのクラウド型防犯カメラサービスの導入を開始すると発表した。レオパレス21によると、賃貸物件にクラウド型防犯カメラサービスを導入するのは業界初ということで、年間1000棟の導入を目指すという。
クラウド型防犯カメラサービスは、エントランスやゴミ捨て場、駐車場などに設置した防犯カメラの映像を、レコーダーではなく、クラウド上のサーバに収集・蓄積することで、遠隔でリアルタイムに現地の状況を確認できる上、レコーダーの設置場所の確保や保守・故障時の作業が不要になるという。
さらに、映像の中の事前に設定した範囲内で設定サイズの物体の動きを検知すると、管理者にメールによるアラート通知を行う「モーション検知機能」を搭載している。
レオパレス21では、クラウド型防犯カメラサービスの導入により、不審者の立ち入りやゴミの散乱、違法駐車などを早期に把握し、対応することで、防犯対策の強化や賃貸物件のオーナーの満足度向上、賃貸管理における業務効率化などを目指す。また有事の際には、適切な初期対応や警察への迅速な情報提供を行うとしている。
クラウド型防犯カメラサービスは、防犯対策による入居者への安心感の提供やメンテナンスの省力化といったメリットが期待される。
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