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メトロ、中小企業のIT人材不足を解決支援する「情シス支援サービス」を月額3万円から提供
メトロは、中小企業におけるIT人材不足の問題を解決支援する「情シス支援サービス」を発表した。OSS(オープンソースソフトウェア)を活用したシステム導入・運用の支援を、月額3万円から提供する。
メトロは4月28日、中小企業向けに「情シス支援サービス」の提供を開始した。
このサービスは、OSS(オープンソースソフトウェア)を活用したシステム導入・運用を、月額3万円からサポートする(100人以下の場合。100人を超えた分は1ユーザーあたり月額300円)の定額料金でサポート・支援するもの。
人手不足問題を解決し、効率的な業務遂行を行うためには、ITシステムの導入は不可欠となる一方、ITシステムの導入・運用への人的リソースやIT投資が必要になるとメトロは指摘。情シス支援サービスでは、OSSを利用したシステム導入・運用に関する同社のノウハウを提供し、人手不足による問題の解消を支援するという。
具体的なサービス内容としては、スケジュール管理などのグループウェアや、サポート部門向けチケット管理システム、サーバやネットワークの監視システムなどの運用支援を提供。また、サーバやWebのセキュリティ診断サービス、FDEナレッジサポートなどのセキュリティ支援も含んでいる。
料金は、従業員100人までの場合月3万円、100人を超える部分は、月額で社員数×300円となる。
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