新しい職場で“これをやったら嫌われる”7カ条:けんじろうとコラボろう!(2/2 ページ)
新入社員として、または転職や異動で新しい職場のメンバーになったとき、嫌われないためのコツを伝授します。
5. 新しい職場の人の悪口を言う(たとえ冗談でもダメ)
誰にも言わないと約束してもらったはずの陰口や、飲み屋で冗談のつもりで言った軽い悪口でも、後々、「必ず」本人に「強烈な悪口」として伝わるものだ。それを聞いた本人は、聞いたことをことをおくびにも出さずに、悪口を言った人を協力者リストから外すはずだ。
「悪口ではなく事実だ」という人もいるが、本当のことであっても、悪口は悪口だと考えよう。
6. 以前の職場の良さを自慢げに話す
「前の会社ではできたのに」「以前はこういう仕組みが使えた」などと、以前いた会社や部門のシステムや仕組みの素晴らしさを、自慢げに話してしまう場合があるかもしれない。本人は自慢するつもりなどなくても、そう聞こえてしまうかもしれない。
もし自分がその手の話を聞かされる立場だったら、参考になると思う場合もあるだろうが、大抵は「うざい」と感じるはずだ。
質問されてどうしても話さなくてはならない場合に、事実のみを短く伝えよう。
7. 以前の職場や上司の悪口を言う
私は、新しく来た方が以前の会社や上司の悪口を言っているのを聞くとき、その場ではうなずきながらも、「こいつは、俺がいないところでは、俺の悪口を言ってるんだろうなあ」「この人は悪口や文句を言う癖があるのだろう」と思ってしまう。恐らく多くのマネジャーはそう感じるだろう。
以前の会社や部門ではなく、新しい「自分」にフォーカスしよう。
全ては「信頼関係をつくる」ことから
最後に、「するべきこと」を1つ挙げる。
新しい職場では、同僚、メンバー、上司との「人間的な信頼関係をつくること」が何より重要な、優先事項だ。新しい所属先で多くのメンバーと仕事に謙虚に向き合い、仕組み、文化、状況を正確に理解することに注力すべきだろう。
焦ってはいけない。「良いリレーションシップなくして、良い仕事はできない」のだ。
私もあらためて肝に銘じたい。
著者プロフィール:吉田賢治郎
テックファームホールディングス 執行役員 事業企画&マーケティング室長
元日本IBM デジタルセールス事業 第一事業部 部長
コラボレーションとビジネスのスキル、お父さんのIT利用、マネジメントについてお伝えします。
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